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水理模型実験ではフルード相似則を用いることが多い.しかし地盤材料を扱う場合,幾何縮尺を厳密に適用することが難しく,遠心載荷装置を用いた実験手法などが開発されている.他方,実験での制約に対し,数値解析で流体と地盤の境界領域を取り扱う手法の開発も進んでいる.海岸工学委員会では2016年に『水理模型実験における地盤材料の取扱方法に関する研究小委員会』を設置し,波動と地盤の複合場に着目した検討を進め,このたび5年間の活動成果を書籍としてとりまとめ,土木学会から出版した.本企画では,この小委員会での5年間の成果を紹介するとともに,解決しきれなかった課題を紹介し,参加者の皆さんと議論することで,この分野における模型実験あるいは数値解析の今後の発展に寄与することを目的としている.
プログラム
1)はじめに(課題説明) 小竹康夫(東洋建設(株))
2)模型実験の方法論 松田達也(豊橋技術科学大学)
3)模型実験における相似則の考え方 高橋英紀(港湾空港技術研究所)
4)模型実験のケーススタディ 加藤史訓(国土技術政策総合研究所)
鈴木高二朗(港湾空港技術研究所)
5)波浪・地盤数値計算の方法論 中村友昭(名古屋大学), 藤澤和謙(京都大学)
6)総合討論: 波・流れと地盤の相互作用に関して,最近の問題や実験や解析での取り扱いの課題
ファシリテーター: 有川太郎(中央大学)
パネラー:松田達也・高橋英紀・加藤史訓・鈴木高二朗・中村友昭・藤澤和謙・
宮本順司(東洋建設(株))
スライドとまとめ資料(2021年12月10日掲載/容量の制約のためスライドは分割):
kikakuSession20211110slide1.pdf
kikakuSession20211110slide2.pdf
kikakuSession20211110minutes.pdf