English

サイトマップ

管理者ページ

沿岸災害デジタルツイン研究小委員会

Contents

沿岸災害デジタルツイン研究小委員会

小委員会の概要と役割

近年の海洋・沿岸環境のセンシング手法の高度化,モニタリングデータの大規模化とリアルタイム流通,計算機性能・手法の高度化,機械学習を核とするデータ駆動科学の進展を背景に,様々な分野において「デジタルツイン」の有効性が実証されている.デジタルツインとは,多様なセンサから物理世界の状況を仮想世界 (コンピュータ上) にコピーして(=ツインを作成)シミュレーションを実行し,その結果を物理世界にフィードバックするという技術体系として様々な分野における有効性が実証され,活用されている.本研究小委員会は,デジタルツインコンピューティングのパラダイムを海岸工学に導入することで新たな研究課題を探索するとともに,周辺の学術分野とも連携しながら,新たな海岸工学の地平を拓くことを目的とする.
なお,ワーキンググループの構成は以下のとおりである.

  • WG0(総括班):各WGの連携を促進し,目標達成の向けた活動を加速.
  • WG1(センシング,モニタリング):新たな海洋・沿岸環境のセンシング・モニタリング技術(リモートセンシング含む)のレビューと検討.
  • WG2(モデリング):海洋・沿岸の諸現象のリアルタイム解析等幅広い予測を行うための基盤となるモデリング技法に関する検討・
  • WG3(データ駆動科学):高次元のセンシング・モニタリングデータの潜在構造やプロセスの解明に向けたデータ駆動科学の海岸工学への適用に関する検討.
  • WG4(社会対応):デジタルツインによる沿岸災害過程の解明と対応・適応策.
  • WG5(デジタルツイン基盤):沿岸災害デジタルツインの概念設計と要件定義.
  • WG6(アーカイブ):デジタルツインアーカイブとしての機能要件検討.

活動状況

対外活動

  • AOGS2023 (Asia Oceania Geosciences Society)  2023年7月30日-8月4日
    • セッション企画:IG16, Digital Twin Paradigm for Disaster Resilience, Main Convener: Prof. Shunichi Koshimura, Session Chair: Prof. Nobuhito Mori
    • 小委員会が関連する発表(発表番号: 発表者.発表順)
      • IG16-A004: Shunichi Koshimura
      • IG16-A008: Jae-Soon JEONG
      • IG16-A003: Masato KAMIYA
      • IG16-A001: Nobuhito MORI
  • 第70回海岸工学講演会 2023年11月14日15:00-17:00,京都テルサ 視聴覚研修室&オンライン
    • 前日シンポジウム:沿岸災害デジタルツインの構築と活用に向けて
    • プログラム(予定)
      • 開催挨拶:越村俊一(東北大学)
      • WGからの報告
        • WG1(センシング・モニタリング):細川真也(港湾空港技術研究所)
        • WG2(モデリング): 髙川智博(港湾空港技術研究所)
        • WG3(データ駆動科学):馬場俊孝(徳島大学)
        • WG4(社会対応):有川太郎(中央大学)
        • WG5(デジタルツイン基盤):甲斐田秀樹(電力中央研究所)
        • WG6(ポータルサイト):近貞直孝(防災科学技術研究所)
      • 討論「沿岸災害デジタルツインの構築に向けて」
      • 閉会挨拶:森信人(京都大学)

全体会合

  • 第1回 2022年12月13日 16:00~17:00,オンライン
    • 委員紹介,趣旨説明,今後の予定
  • 第2回 2023年1月30日 13:00~17:00,TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター&オンライン併用
    • WG報告,グループディスカッション
  • 第3回 2023年6月22日 13:00~16:20,金沢大学金沢駅前サテライト&オンライン併用
    • 第2回全体会合GDのフィードバック,WG報告,WG間連携

幹事会(WG0)

  • 第1回 2022年11月9日 13:30~14:30,ヴェルクよこすか&オンライン併用
  • 第2回 2022年12月13日 17:00~17:30,オンライン
  • 第3回 2023年1月30日 9:00~12:00,京都大学東京オフィス
  • 第4回 2023年3月24日 13:00~17:00,東北大学IRIDeS

分科会

WG1(センシング,モニタリング) SWG: 衛星,UAV・AUV,オンサイト間接測定技術,直接測定
 第1回 2023年1月13日10:00-12:00,オンライン
WG2(モデリング) SWG: 津波災害,台風災害,沿岸環境
 第1回 2023円1月17日11:00-12:00,オンライン
WG3(データ駆動科学)
 第1回 2023年1月16日10:00-12:00,オンライン
 集中講義 2023年9月13, 14日(講師:五十嵐康彦准教授@筑波大学),徳島大学&オンライン
WG4(社会対応) SWG: 防災,環境,経済
 第1回 2023年1月17日15:30-16:30,オンライン
 第2回 2023年7月4日10:00-11:00,オンライン
 第3回 2023年9月8日10:00-11:00,オンライン
 第4回(予定) 2023年11月2日17:00-18:00,オンライン
WG5(デジタルツイン基盤)
 第1回 2023年1月18日9:00-10:00,オンライン
 第1回(2回目) 2023年1月23日9:00-10:00,オンライン
 第2回(予定) 2023年10月27日,オンライン
WG6(アーカイブ)
 第1回 2023年1月24日9:00-10:00,オンライン

研究助成

  • 土木学会 重点研究課題
    • 沿岸災害デジタルツインの創成に関する研究(研究代表者:越村俊一)

小委員会メンバー