(3/16) 京都大学防災研究所
静岡は,干潮の直後に1m前後の津波が来襲したため,今日の調査箇所では遡上は見られませんでした. 但し,御前崎港の極一部では浸水があり,この箇所では計測を行いました.御前崎港の海保の目撃によると, 御前崎漁港岸壁の10cm下までの海面上昇が見えたとのことでした.
御前崎港以外は,痕跡はありませんでしたので,地元の管理者および事業者の皆さんに津波時の避難,対応等についてヒアリングを行いました.
漁港をいくつか廻り、ヒアリングしたのですが、2-3mくらいの大きな引きを見た後に沖に船を出した漁師が多かったため、押し波時の潮位を見た人が少なく、測量地点は熱海と稲取漁港(東伊豆)の2点のみです。