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予備調査 †
データ記録箇所 †
【痕遡】(3/14) 日立市・大洗港・那珂湊・鹿島:産業総合研究所 †
久慈川河口付近では標高値は不明ですが,市街中心部でウォーターマークから
132cm以上の浸水深を計測しました.
十王町ではこれまで産総研が津波堆積物調査によって古津波の浸水痕跡を
確認していた地点で今回の津波との比較を行いました.海岸線の位置や堤防の
有無などの違いもありますが,今回の浸水域は古津波よりも小さい範囲でした.
【痕遡】(3/14-16) 波崎漁港、銚子漁港、外川漁港、名洗、港飯岡漁港周辺:水産工学研究所 †
- 那珂湊漁港,大洗港漁港区,鹿島港漁港区,波崎漁港,千葉県の銚子漁港,外川漁港,名
洗海岸周辺,飯岡漁港
【遡×】 (3/15)鹿島・波崎海岸:東京大学・東京海洋大学 †
【遡汀】 (3/15) 茨城県大洗町,ひたちなか市那珂湊地区:茨城大学 †
【痕遡】(3/16) 大洗港・鹿島・平磯ビーチ:早稲田大学 †
大洗港でも鹿島港でも港内で船が沈んでおり、大きな津波が来たことを確認いたしました
。
- 茨城県大洗町漁港 4.63m 倉庫壁浸水痕
- 茨城県平磯ビーチ 3.50m 公衆トイレ壁浸水痕
- 茨城県鹿島港魚釣園 4.22m 筏打ち上げ漂流物
- 茨城県鹿島港港公園 5.45m 事務所壁浸水痕
【遡汀】 (3/16) 茨城県日立市会瀬海岸,河原子海岸、水木海岸:茨城大学 †
【遡汀】 (3/19) 太東岬~ひたちなか港南端:東京大学・工学部 †
【遡汀】 (3/20-21) 日立市,北茨城市,高萩市:茨城大学,群馬大学 †
- 日立市久慈浜町
- 日立市久慈浜漁港
- 日立市会瀬海岸
- 日立市川尻海岸
- 高萩市赤浜地区*1
- 北茨城市磯原海岸
- 北茨城市大津漁港地区*1
- 北茨城市平潟地区*1
- (*1) 一部後日、本格的な水準測量で確認できる状態。
津波高(仮として簡易潮位補正後)「3.96~4.80前後(最多)~5.70 m」となりました。正式な補正後に再度報告いたします。
【遡汀】 (3/19-20):東京大学地震研究所(都司、石辺、西山) †
- 千葉県銚子漁港から茨城県北茨城市大津港・平潟
- 銚子港、波崎漁港、鹿島港昭和産業敷地、武井釜、大洗フェリーターミナル、那珂湊水産市場、日立市なぎさ公園、日立市川尻港、北茨城市磯原、北茨木市大津港、北茨城市平潟です。
- 茨城県海岸はすべて被害発生点ですので、他機関による後追い調査も有効でしょう。
(3/18-19) 東海村~ひたちなか~大洗~鉾田:東京大学(田島・高川) †
- 自然海浜を中心に以下の範囲を2~4kmピッチで調査を行いました。
(3/20-3/22) 茨城大学 †
- 茨城県北茨城市平潟で7.32m
- 茨城県日立市水木で6.54m
- 茨城県日立市河原子で5.75m
と非常に高い津波高で、平潟東町と河原子建物全壊が多数と県内で最大の津波破壊力。
・1km未満の距離でも津波高が大きくことなる場所がある。
海岸向き、小さい岬など海岸地形と防波堤による影響と
考えている。
・明瞭な痕跡の上に、証言に基づく最高到達高痕跡が
存在する場所が多点あった。
・県内の避難率は、感触であるが、高かったと考えられる。
・津波の到達の時間や位置の証言は少ない。
証言は帰宅後の浸水形跡によるものがほとんど。
【遡汀】(3/25-26) 気象庁・気象研究所 †
- 北茨城市平潟町(平潟漁港)
- 北茨城市大津町(大津漁港)
- 北茨城市磯原(弟橘姫神社)
- 日立市会瀬町(会瀬漁港)
- 日立市久慈町(久慈漁港)
- ひたちなか市和田町(那珂湊港)
- 大洗町港中央(大洗港)
- 大洗町磯浜町(大洗漁港)
- 大洗町大貫町(大洗サンビーチキャンプ場)
- 鉾田市勝下
- 鉾田市滝浜
データ †
写真 †