【現地調査結果/茨城県 】
銚子~蓮沼の範囲でも津波の痕跡高は5mを越える模様
蓮沼周辺で津波の遡上限界を示すデブリの痕跡が海岸から約1km内陸の道路上に 発見しました.1/2.5万地形図の独標点を参考にすれば,その標高は1.8mです. また周辺の田んぼ(海岸から少なくとも1km以上)は水路を伝って海水が浸入して 水浸しでした. 片貝漁港では,ウォーターマークを15:18の海面から計測した結果,3.8mでした. 一方,真亀川や南白亀川の河口付近では,標高約4mの堤防すれすれまで浸水した 痕跡が見つかりましたが,それより内陸への浸水は少ないようでした.
布良、根本、野島東港、乙浜、千倉、白子、和田、 太夫崎、太海仁右衛門島渡船場、天津、小湊、浜行川、勝浦 御宿、岩船、大原、太東、九十九里港、旭市矢指橋付近砂丘 飯岡港、外川の21点です。
今後、同ルートを調査なさるチームは、上述の点をなるべく避けてください。 たとえば、安房興津などは調査していません。 また飯岡の最大被災地の浸水標高は調べていません。