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http://www.pari.go.jp/index.htm
釜石湾周辺の調査を行いました. 湾奥,湾の南北両岸,同じ湾口防波堤内の平田漁港で 主に浸水高の計測を行いました.潮位補正はしていませんが 釜石港と平田漁港を分断する釜石観音付近で本日正午の海面から11.4m の痕跡高を計測しました.その他の海岸付近の浸水高は7~8m程度でした. 明日は,隣接する両石(湾口防波堤がない)にて同様の計測を行い, 大槌,山田の状況を見て計測が可能であれば実施します. 3日目は現在のところ,大船渡を計画しています.
壊滅状態の高田地区において, 残存している建物(多くありません)で津波高さを調べました. 海岸部の建物では津波は4・5階にまで達しており, 浸水高はTP+14-15m程度でした. 海岸から1km内陸部でも同様の高さが得られました. 津波は海岸から1.5km程度まで遡上しており, 最大遡上高はTP+18.5mと求まりました. 部分的にRTK-GPSが使えたため, 内陸部でも効率よく作業を進めることができました.