海岸線約1㎞の範囲,内陸約400mまで冠水.冠水域内で,3側線を設けて ウォーターマーク,聞き取りなどから水位分布を測定.水位は, 海面上1.8~2.0m(潮位補正なし)でほぼ一様であった.建物被害は 朝市周辺で顕著で,地盤上1.5mまで浸水していた.防潮堤の高さは海面 から2.5mで,今回の津波は防潮堤がない地点から侵入した様子. なお,最大の浸水は,11日23:30ころだったとの証言あり.
津波による水位上昇は2.0m(潮位補正なし).漁船や建造物への 被害はなし.周辺の集落は岸壁に守られていた.
津波による水位上昇は2.0m(潮位補正なし).19:30頃が最大で, この時は岸壁の低い部分を越えて,48m内陸まで浸水した. 漁船,家屋の被害なし.養殖ホタテには大きな被害.