論文番号 130

著者名 芹沢真澄、宇多高明、三波俊郎、古池鋼、神田康嗣

論文題目 修正HSUモデルによるヘッドランド周辺の最適安定海浜形状の計算法

討論者 山下隆男(京大防災研)

質疑

 養浜土砂量の算定には安定な平面形状を表すHsuの式と平衡海浜断面形状(例えばDeanのもの)とを結合させ、安定な海浜の平面形状を求める方法を用いないと計算できない。

回答

 確かに御指摘の方法によれば養浜土砂量を正確に求められるだろう。当研究では当面は養浜土砂量の概略値が推定できればよいとして汀線変化量に移動高を乗ずる簡単な方法をとった。移動高を乗じているので土砂収支は満足している。プロファイルの形状については今後の課題と考える。

 

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