論文番号 124

著者名 伊福 誠・三好栄一

論文題目 出水に伴う肱川河口砂洲の崩壊とその後の回復過程

討論者 真野 明(東北大学)  

質疑

一層流の方程式を用いて洪水時の海の中の漂砂の計算をしていますが,密度流効果は無視出来ないでのではないでしょうか.

回答

 ご指摘の通り一層流の計算では十分とは言えないと思います.密度流の効果を考える場合,洪水時における濁水中の砂泥の濃度分布を詳細に把握する必要があり,如何にモデルの中に取り込むかが重要になると思います.

 二層流のとしての取り扱いよりもむしろ混相流として取り扱うべきではないかと考えます.

 

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